
「時間をかけて描いたのに、なぜか印象に残らない」
「キャラは描けているのに、絵全体が弱い気がする」
イラストを描いていると、こんな悩みにぶつかることはありませんか?
その原因、実は**画力やセンスではなく“配置の考え方”**にあることがほとんどです。
上達の早い人は、線を描く前に
「どこに何を置くか」を無意識に決めていたりします。
そのときに使われている主に2つが、
三分割法とレイルマン構図という2つの構図ルールです。
この構図はイラストというよりも写真構図の考え方なので
知らない人も多くいるかもしれません。
名前は難しそうですが、考え方はとてもシンプル。
この記事では、構図を知らない人でも理解できる形で、
この2つの違いとイラストでの活かし方を解説します。
イラストの印象は「置き方」で決まる
イラストが魅力的に見えるかどうかは、
キャラの上手さや背景の細かさだけで決まるわけではありません。
- 主役がどこにいるか
を整理するのも構図です。
まずは、最も基本的で失敗しにくい考え方から見ていきましょう。
三分割法|「とりあえず整う」初心者向け構図ルール
三分割法とは、キャンバスを縦横それぞれ3つに分けて考える方法です。
画面を9マスに区切り、線や交点付近に主役を配置します。

なぜ三分割法だとイラストが安定するのか
線や交点付近に主役を配置するため、人の視線は、中央よりも少しズレた位置に自然と引き寄せられます。そのため、三分割法を使うと
- 画面が窮屈になりにくい
- 主役がはっきり分かる
- バランスが取りやすい
といった効果があります。
イラストでの三分割法の使いどころ
- キャラクター1人を描く立ち絵・一枚絵
- 背景込みのシンプルなシーン
- サムネイルやSNS用イラスト
「どこに置けばいいか分からない」ときは、
まず三分割法を使えば大きく失敗しません。

レイルマン構図|あえてズラして「印象に残す」構図
レイルマン構図は、画面を4分割する線と2つの対角線が交わるポイントを重心とする構成の事です。
その交点にこの交点の位置に、主題や副題を配置することで、三分割法よりも強い印象を生み出します。
レイルマン構図の特徴
- 対象やキャラの関係性が生まれる
- 全画面が主役
- 余白が「演出」になる
中央配置ほど安定しすぎず、
三分割法よりも大胆。
だからこそ、見る人の記憶に残りやすくなります。
イラストで映えるシーン
- 感情や情景を伝えたいイラスト
- 物語性のある一場面
- 雰囲気重視のビジュアル
そんなときに、レイルマン構図は効果的です。

三分割法とレイルマン構図の違いを簡単に整理
- 三分割法
→ 安定・見やすい・失敗しにくい - レイルマン構図
→ 強調・緊張感・印象に残る
イラスト制作では、
「まず整える → 次に印象を作る」
この順番で考えるとスムーズです。
構図を意識すると「描き始める前」が変わる
構図を知ると
- ラフの段階で主役の位置を決める
- 余白をデザインとして考える
- 見せたい部分に自然と目が行く
画作りができるようになります。
三分割法とレイルマン構図は、
構図の入り口として最適な2つの考え方です。
「なんとなく描いていた」状態から一歩抜け出したい人は、
ぜひ次のイラストで試してみてください。
同じ画力でも、見え方は確実に変わります。
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